昼間はOL。夜はスナックで水商売をしています。
簡単にスペックを。
年齢:28歳(水商売をはじめたのは27歳)
場所:関東某所
時給:1,300円(安いね)
自粛期間中でスナックもおやすみです。
スナックへの気持ちを途切れさせないために、ブログでも書いてみようと思います。
副業で水商売をやっている人はだいたい、
◎お金がほしい
◯新しい環境に身をおきたい
という理由だと思います。わたしもそうです。
27歳にしてすでに3社経験していたわたしはまた悩んでいた。
「仕事つまんね!」
いい加減にしてほしいですね。
1社目は仕事内容はおもしろかったけれど、同時に罪悪感をおぼえるものでもあったのと、生涯の仕事にはならないので転職活動開始。
2社目は念願の単行本の編集の仕事に就いた。が、逃げ恥でいうところの「やりがい搾取」。働けど働けど我が暮らし楽にならず(手取り14万)でしたので転職を考える。そんなところこの職場で尊敬していた元上司より「兄貴が人材探している!」との連絡を受け、コネで転職。
現在の3社目。給料や環境は格段によくなったが、仕事内容というか業界にどうしても興味がもてず、まわってくる仕事をこなすだけ。自分からなにかを企画するにほぼ至らない。外資系のため、「英語ちゃんと喋りたいよな」欲が上昇し、ワーキングホリデーに興味をもつ。
ある日曜日、近所に住む友人とハンバーグを食べにゆき、「仕事つまんね。明日からまたつまらない日々がはじまる」という話をしていた。友人は「はやく海外に行きなはれ」としか言ってくれなかった(当然です)。
「だってお金ないもん(奨学金、美容系のローンがたんまり)」が口癖のわたしだが、なぜかこのときは思った。
もう1個仕事すればよくね?
幸い残業もほぼ0、夜の時間がたんまりあったので、水商売が候補にあがった。
しかし、わたしの顔面はおおきなジャンルでわけると、aikoさん系。薄い。メイクも申し訳なさ程度しかしない。服装はザ・カジュアル。わたしの顔をみて水商売を連想する人はいないだろう。
さっそく翌日の仕事中、近所のキャバクラとガールズバーを検索した。キャストではなくホールの仕事を募集しているキャバクラがあったので、いざ、メール! ……したのだが、エラーで返ってきて、出鼻を挫かれる。
ほな帰ったら電話してみるか〜。とオンタイム退社を決め、帰路についた。
その日はなぜか、ふといつも通らない道を通ってみようという気持ちになり、いつもの1本道ではなく、横道に入った。すると、なんと、スナックの従業員募集の張り紙があるではないか!!!! 経験不問、学生会社員なんでも来いとのこと! 電話番号も書いてあるぞ!
どうやらその張り紙のあるビルの地下が当該スナックのようだったが、さすがに突撃する勇気はなく、家につくなり電話をかけた。
履歴書もって、明日にでもおいで! ということで、のこのこ面接へ。ちょっとお話したら「じゃあ、今週末にでも1度働いてみよ!」とのママのお言葉。あれれ、わたし、働いていいんですか!?
というわけで、あれよあれよとスナックへの道が拓けていったのでした。