以前、彼(メガネ氏)としばし同居していたときのことを書きました↓
基本的にお料理はすべて彼にお任せしていました。そして改めて思ったのですが、男の人って料理全般におけるこだわり強くないですか?
昔付き合った恋人もなにやら「この料理以外でいつ使うとね?」というようないろんな調味料を購入していた記憶があります。
はい、そしてお察しのとおり、当時のわたしはそのままそのセリフを彼に言いながらキレていました。ひどい女ですね。
「こんなん買ってももう使わんし」「もったいない」「これじゃなくてもうちにあるあれで代用できたやん」とかね。はっはっは! 自分も料理できないくせに、なぜかマウントを取りたがる早く結婚してほしい女。おバカですね。もちろん彼が率先してキッチンに立つことはなくなりましたとさ。彼が自分のお金で買ったものに何をそんなにケチをつけたかったのか。むしろ感謝をすべきでしたよね。
今回はそんなヘマはしませんでしたよ。楽しそう! おいしそう! という気持ちを第一に、ライスペーパーとかトウチジャンとか、今後料理下手なわたしが保管しておいても使いそうにもないものを購入していただきました(せっかく買ってくれたのだから使ってあげてください)。
とにかく彼の提案やこだわりに否定の言葉を投げかけることはしませんでしたが、個人的にちょっと笑えたことがあったので、少しだけ書き留めます。
※別にメガネ氏も料理上手というわけではないです。今は実家暮らしだし料理ほぼしてなくて外食らしいです。
・米の炊き方編
メガネ氏「お米は最初ぎゅっぎゅっぎゅっと押して洗って、3回泳がす」
わたし「(そんな押したら米つぶれるやん。ほんで泳がすとは?)泳がすて何?w」←声に出とる
メガネ氏「さらさら〜て、ゆらす程度で、泳がすんです。ほら見て。これをあと2回します(慎重に水を流す)」
わたし「(意味がわからないけど)ウケる。泳がすのがミソなんやねw」
メガネ氏「そう、泳がす!(満足気)」
その後、うちの炊飯器はメモリより結構下目で水を入れたほうがうまく炊けることを教え、炊き上がりが毎度すばらしかったので毎度ほめました(味は?)。
・ウインナーの調理法編
メガネ氏「俺、ウインナーにはこだわりがある」
わたし「そうなん? どんな?」
メガネ氏「少量の水でゆで、水が飛んだら焼き目がつくまで焼く」
わたし「(は?)は?」←声に出とる
メガネ氏「普通にゆでたり焼いたりするのと何が違うかは正直わからんけどうまい気がする」
わたし「そうなんや。それで食べてみたい♪(ぜったい変わらん)」
なんとなくおいしい気がしました(つくってもらったけんやね!)。
その後、ひとりのときもなんとなくゆで焼きしています。ウインナーのパッケージにも推奨調理方法として書いてあってびっくりしました。わたしが無知。
・納豆のまぜ方編
メガネ氏「俺、納豆のまぜ方にはこだわりがある」
わたし「(またかよ)どんな?」
メガネ氏「右回りに15回、左回りに15回、上に伸ばして(覚えていない)計100回まぜる」
わたし「なにそれ、すごいね!(わたしは早く食べたい)」
ノーコメントです。
・水の銘柄編
スーパーにてメガネ氏「あっ、もうお水なかったよね?」
わたし「うん(もはやわたしは水道水でいいんだけど。冷蔵庫占領されるし……)」
メガネ氏「……(水を見つめる)」
わたし「(いや今回は声に出してへん!)どした?」
メガネ氏「ここで買わんで薬局で買ってもいい?」
わたし「いいけど……あ、わかった。いつもの銘柄じゃないんだ」
メガネ氏「そう! なんとなくあれのほうがいい」
もし結婚したらウォーターサーバー置こうね。
というわけで、要するに、彼のこだわりにいちゃもんつけたりしないようにしようね。というお話でした。
単純に、自分もされたらいやだもんね。友だちにはそんなことしないのに彼氏にだけ言うなんて、おかしいもんね。彼氏もひとりの人間です。そういう当然のことを、なぜ恋人同士になると忘れてしまうのでしょうね。