昔、音楽の趣味が合う恋人がいて、彼セレクトのオリジナルアルバムをつくってもらいました。その中に入っていた1曲が、ホフディランのスマイルという曲。今日、J-WAVE GOLD RUSHで小宮山さんがかけていて、ふっとそのことを思い出して書いています。
その彼と付き合ってから、神崎メリさん的にいうところの「ど本命クラッシャー」をしまくっていたわたし。それでも彼は別れるという選択肢を提示してくることはありませんでした(最終的には好きな人ができたと振られましたが)(その1年後その好きな人と結婚していましたが)。
なので、彼はすごくよくやってくれていた、ど本命だったのだと今となっては思います。今は彼に対して申し訳なさしか感じていません。
ある日、彼に言われました。「朝ちゃんは、笑っていてくれたらそれでいいんだよ」。
そう言われたことを、よく覚えています。
それからしばらくして(クラッシャー絶賛継続中)、冒頭のオリジナルアルバムをつくってもらい、そして、スマイルを聴き、どきっとしました。
「いつでもスマイルしてよね」「すぐスマイルするべきだ 子供じゃないならね」「深刻ぶった女はキレイじゃないから」。
ごめんなさい、そうできなくて。と、当時思いました。
そう、ごめんなさい、とは思いました。あなたの理想はこれなのね、と理解はしました。でも、自分を変えることはできませんでした。もう、彼に依存していたからです。
この関係はまずいとは気が付いていましたが、「彼と距離をとるとか、そんなのもう無理だよ」と諦めていました。結婚してくれれば解決すると思っていました。結婚という形式をとって、安心させてくれない彼が悪いのだと思っていました。おそろしいですね。
当時メス力を知っていたらどうだっただろう? と一瞬考えましたが、当時も、おそらくわたしの依存を案じた友人からとある恋愛カウンセラーのサイトを教えてもらったのに逆を行っていたので、効果はなかったことでしょう(あの時はありがとう)。
「会いたいんだからしかたないじゃん! 会わないほうがストレスだわ!」と、言い訳しながら会いに行っていましたね。思い出しました(笑)。
結果として今があるので、今が大正解です◎
何がいいたいのかというと、メス力を知ってからこの曲を改めて聴くと、男性の気持ちがとてもシンプルに詰め込まれているなあ(納得)。ということです。
クラッシャーしそうになるときは、みんなこの曲を頭の中で流しましょう。乗り越えましょう。スマイルしましょう。キレイでいましょう。町中にスマイル、見せびらかしましょう。